昨年自費出版させていただいた、「琉龍紀行」の点字版を、近く障害者福祉施設のパイオニアさんに贈らせていただいたところ、そちらの利用者さんから嬉しい嬉しいご感想いただきました。
一文字一文字音で書き上げた文章を同じハンデを持つ方が点字で読んでいただいて、ご感想をくださったこと、本当に力になります。
これからも、届く所には届く!と信じて言葉を紡いでいきます。
パイオニア職員の森永さん、ご感想をくださったKさん、本当にありがとうございました。
わたしは心があたたまり、ゆたかになるこのすてきな点字本を読ませていただいて、おーちゃんが治療院を開業しながら男の子と女の子を育てて、それを「たいへんだ」というのではなくて、おもしろおかしく、そして楽しみながらこなしている様子を描いていることにとても感動しました。その中で特に印象に残ったのは、「光との出会い」と言いながら、「光」を擬人的にとらえて、まるで自分の愛する人、信頼できる人、親友のように表現していることです。そしてなんといってもびっくりしたのは、子供から「普通に自転車で幼稚園の送り迎えができてほしかった!」と言われたときにも激怒しないで、「ごめんね、普通のおかあさんじゃなくて・・・・・」のように、やんわり話すことができるあたたかい人間愛と心の余裕です。わたしには子供はいませんが、いろいろな場面で出会う人との関わりの中で、心に止めておきたい大切な感覚であると実感がわいてきました。やはりこのように「心に余裕を持って人と関わること」がとても大切で、よい意味でそれが「人生を大きく変えるのではないか」と思いました。
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